新聞1面に写真入りで逃走蛇が捕まったニュース。
私としては「逃走」は、ヘビにとって可哀想だと感じる。
けれど、アパートの一室で「ペットとして」飼われていた3.5メートルのアミメニシキヘビがいなくなったのは、近所の人たちにとっては大事件。

大捜索のかいもなく、見つからなくて、我が家の爬虫類好きは
「オレを捜索隊に入れてくれればいいのに…」
とボヤき。
「きっと家の中にいるんだよ」
とも言っていた。
「天井裏で見つかった」
に対して、だから言っただろうと得意そう。

この人、なんでこんなにヘビ好きになったのか不思議である。
3歳の頃、歩いている前をゆらゆらとヘビが横切っていき、生垣の中に入っていくのを、目玉が落ちそうになる程見つめていて
「なにーあれー」
顔つきを見て、これはマズイときわめて平静なにこにこ顔と声で
「ああ、ヘビだよ」
と言ったのだが、両手両足でしがみついて
「きもちわるいー!!」
と叫んだ。
泣いた。
それ以来ずーっと何年間もアイツは臆病かつヘビが嫌いと思っていた。
小学校1年の頃、彼の同級生から
「昨日、松本君ヘビ振り回して遊んでたよ」
と聞くまでは。
それだってすぐに信じたわけじゃない。
まさか…だってあの子はヘビ怖いんだよとその子に言ったのだが嘘じゃなかった。
それ以来ずーっとヘビだけじゃなく、トカゲ、ガマガエル、カメなどなど今も続いている。

もちろん私は巳年生まれであってもヘビを好きでもないし親しみを感じてもいない。
でも子供が飼いたい、どうしても、一度でいいからと言えば
「いいよ」
と返事するしかないでしょ。
そんなもんだと思うのですがね〜。
オトナは別!

アミメニシキヘビさん、保護されてよかったね!

✨今日の一冊
読み聞かせ時の私の鉄板、ヨシタケシンスケさんの絵本です。
絵本を読み聞かせられることに慣れてない子でも可愛くて親しみやすいイラストとコミカルなストーリーに引き込まれます。