土曜日、色々重なって珍しく誰も来ない日となったので、どうしようもなく散らかっているテーブル(仕事机)を片付けた。
といってもすくに「もとのもくあみ」状態になるのだけど。
そう、私は片付けられないおとななのです!

だから毎日帰りの時間が近づくと子ども達に
「かたづけて」
と声かけをして、みんなで15分くらいで、遊びまくったところをきれいに片付けると賞賛を惜しまない。

片付けられないだけでなく、記憶力も悪いので、新聞など読んで「ああ、この記事」と、重要さはわかっても、心配なので(覚えているか)切り抜いておく。
仕事に関係する情報や資料となるものはいくら私でも分けてファイルしているが、あとでどの程度読み返しているのかな、なんて自問自省。
でも、記憶力に全く自信がないからバッサリ捨てることもできずにいるものがたくさんあって、実は困っている。

そこで、思いがけず時間ができたからと、紙の山やノートの垣根に手をつけた。
短時間でどうなるものでもないけど。

あいだから小さな切り抜きがヒラリ、付箋までついてる。
読んで大笑い。
2018.8.27付。
付箋には「ひょっとして発達障害?」
群馬県で県の防災ヘリが訓練の際墜落して9人が亡くなった事故について市長が「防災をやるものが自爆してしまった。お粗末だ」と発言したそうな。
当然問題発言だから、市長は釈明に懸命になったわけだが、「自分では喋ったつもりはないが、無意識に言葉に出てしまったのかもしれない」と、意図的な発言では無かったと強調した、との記事。

これって市長職にある人が言うなんて…ネェ。
ひょっとして「何の気無しにいった」とか?
そういうオトナは確かにいるけど。

もし、うちに来ている生徒の誰かが、何かとんでもない叱られるようなことをやって、この市長さんのような言い訳したら
「そりゃあ大変だ!喋ったつもりがないのに人を傷つけるような言葉が出てしまうようじゃすごく重い病気かもしれない。明日病院に行こう!」
なんてネチネチといじめるかもしれない。
人が亡くなっているのに、その言い訳が、どんなに言っちゃダメなことか、自分の言ったことがどれほど人を傷つけるか、わかる人間になってもらいたいし、そう思って皆に接してるつもりだ。

この市長、その後何事もなくやれているのかな?
どうなったのだろう?
峠の生徒なら許されないけど、市長だったら、割にどうってことないのだろうか。

この切り抜きはくずかごに捨てました。
他所で起きたことだから、笑い話にしたけれど、身近でのことだったら…ネェ。
多分、私たちはほっとかないと思う。