昨日、K君、L君を、第一教室の野良びわ収穫と交通安全指導を兼ねて、第二教室から歩いて、2人にとっては初めてとなる第一教室訪問した。
水筒とタオルと、「獲ったゾー」のビワを入れるため、以前たくさんもらった横浜博の売れ残りちびリュックにそれぞれの名前を書いて渡し持たせた。
Rくんは下校時刻が遅いので、仲間にはいれなかったが、一応彼の分も用意した。


今日、おやつの時、R君にその話をして
「R君は金曜に来た時にびわをとったけど、このリュックまだ用意してなかったから、みんなと同じに名前書いて用意したけど、欲しいんならあげるよ」
私としては、たいしたシロモノじゃないけど、自分ひとりがもらえなくて、仲間はずれ気分になったらかわいそうかなと思って、
「ほら、Jちゃんの分もあるよ」
と、やはり当日いなかったJちゃんの分も見せながら話した。
彼は、ちょっとだまっていたが
「もらってもいいよー」
つぶやくように。
『親切で優しい』私、園長は、
「あっまた話が通じなかったかな?」
と、もう一度同じことを、さらにていねいに話して、R君が欲しかったら用意してあるからあげるよと説明。
「もらっておくかなー」
これが彼の返事。
「別にもらってくれなくていいよ。欲しかったらあげるけどどうする?って聞いたんだよ。R君に、ぜひもらってくださいなんて言ってないよ。欲しいなら欲しい、いらないならいらないって言えばいいでしょ!自分がどうしたいかって聞いてるんだよ!」
久しぶりに子どもにまじで腹を立てた。
相手が大人だったら怒鳴りつけるところだ。
このしゃべり、なんとかしなきゃ!!

⭐️今日の一冊
峠工房には保護猫がいます。
地域猫の溜まり場でもあります。
そして時々猫を保護しようとしています…しようとしているのはいつも失敗しててなかなか保護できてないからです。
猫に裏をかかれてほぞを噛む姿は子どもたちも見ています。
猫のわがままに振り回されているのも子どもたちは見ています。
はっきり言って無様です。
でもそんな無様な姿を晒す事で子どもたちも生き物との関係や命の大切さを知っていきます。